中陰中のお荘厳
花瓶には「無色花」といって、まさき・あおきなどの木の葉の小枝をさします。花は用いません。
上卓と前卓には中陰用の真っ白な打敷をかけます。色入りの打敷を裏返して白い部分を表にしてかける場合もあります。
お勤め時には銀蝋燭または白蝋燭を灯します。
上卓の両脇にお華束をお供えします。本来は杉盛にしますが、丸餅でも構いません。
杉盛
丸餅の場合
《中陰壇》
還骨のお勤めの後、お内仏の近くに仮の段を用意し、遺骨を安置します。忌明けの法要が済んだら片付けます。
本来は法名紙か法名軸を安置しますが、お葬式の時に用いた白木の法名牌を置くことが多いです。遺影を飾ることはしません。
法名の脇に遺骨を安置します。二つある場合は両脇に置きます。
三具足(花瓶・燭台・香炉)をお飾りし、お勤めの時には白蝋燭を灯し、線香を焚きます。
中陰壇
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