仏事作法とその意味

基本の作法

数珠のあつかい

一重のものは左手首にかけておき、二重のものは房の突いた玉を上にして持ち、房は外側に垂らします。合掌の時は、一重のものは房を下に垂らし、二重のものはそのまま手を通します。


※合掌のとき数珠をこすり合わせて音を鳴らしたりはしません。




お焼香の仕方
1.本尊を仰ぎ見る
2.2回香をつまんで炭の上におく
3.香盒の香を平らにならす
4.合掌する
5.軽く頭を下げる
※香を額に押しいただくことはしません。



服装

特別決まりがあるわけではありませんが、仏事には悲しみをご縁として勤められるものもありますので、わざわざ他人に不快な思いをさせる格好をする必要はないと思います。その仏事の意味をふまえたうえで判断してください。また、仏様の前で手を合わさせていただくときには、念珠と肩衣だけは忘れないように身に着けていたいものです。



月参り

毎月のご命日にお参りします。通常一番近くに亡くなられた方のご命日にお参りしています。
(当寺では20分くらいのおつとめです。)


祥月命日

年忌(法事)に当たっていない方の、毎年の亡くなられた月日にお参りします。
(当寺では30分くらいのおつとめです。)


お仏事

各家庭でお勤めする報恩講です。報恩講の説明は「行事予定」をご参照ください。お参りの日時は寺から連絡させていただいています。
(当寺では30分くらいのおつとめです。)

※真宗においてもっとも大切なお勤めです。新しくお参りを希望される方はご連絡ください。


お盆

死後の世界で苦しむ母親のために、飲食の供養をしたというお釈迦様のお弟子の逸話にちなんだ行事で「ウランバナ(倒懸)」という語から来ています。先祖の霊が里帰りする期間ではなく、先祖を思って自分が修行する期間というのが、そもそもの仏教的な意味です。ですから霊魂を迎える団子や、送り出す野菜の動物などは供えません。


お彼岸

「ハラミタ(到彼岸)」という語から来ている行事です。自分がお浄土に到る道を歩むことを表す言葉ですので、あの世から何かがやって来るということではありません。春秋の気候の良い時期に、より深く仏教に親しむ期間です。お墓参りだけではなく、本堂にお参りされたり、お寺の永代経にも是非ご参詣ください。


その他

お墓やお仏壇に「精入れ」「精抜き」ということはいたしません。

お墓やお仏壇は亡くなった人をご縁に仏教に出遇わせて戴くためのもので、霊魂の宿る場所ではないからです。ただ、お墓やお仏壇を新調したり納骨をした折に、それをご縁としてお勤めをさせていただくことは仏教に親しむ上で大切なことです。お勤めの意味をしっかりと確かめて行ってください。



諸事情で本来の形ではないことをしなければならない状況があるかもしれませんが、ある程度は仕方のないことだと思います。

真宗の作法は「こうしなければ何か悪いことがある」というようなものではありません。真宗の教えがよりスムーズに受け止められるからそうする、真宗の教えに生きる自分には必要ないからそうしない、というだけのことです。ですから形式ではなく、どういう思いでそれをするのかということを常に確かめながら行わせていただくことが大切です。どうにもおかしいと思うことは、きっぱりと断る勇気も必要ではないかと思います。




お問い合わせ等は、下記のアドレスまでお寄せください。
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おけぞくん